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音空間・音楽空間

「音空間・音楽空間」
静かだった部屋に突然、子供の泣く声、急に降り出した雨の音などが入ってくる。
一瞬その部屋には今までとは異なった空気がながれることだろう。
そのように一瞬でその場の空気を変えてしまうもの
それが”音”ではないだろうか
それが小鳥のさえずりだったら、なごやかな空気になり
車の急ブレ−キの音だったら緊迫した空気なる。
その空気は瞬時にその部屋の空間を支配してしまう
そのように感じた事はないでしょうか?

音楽だってそう
クラッシク、ジャッズ、ロック、BGM−− etc
その1音、1フレ−ズで、その部屋の空気は変わってしまいます。
「このミュ−ジシャンのこの音、このフレ−ズがいい」というような
Favoriteを持っていればなおさらです。

部屋の中でも、屋外でも我々はいつも”音空間”、”音楽空間”にいるのです。
それは朝、目覚めてから、夜眠りにつくまで
朝、目覚める時 耳が1番最初に目覚めるそうです。 そして眠りにつく時は耳が最後だそうです。
いいかえれば、1日は”音”を聞いて始まり、”音”を聞きながら終わるのです。

毎日、無数の”音空間”、”音楽空間といっしょに生活しているのです。
それは”やさしい空間”であったり、”暖かい空間”であったり
そして、”緊迫した空間”、ときには”寒々とした空間”であったりします。

我々が音や音楽から受ける心理的影響は、はかりしれないものがあるのです。
日々の喜怒哀楽と共にいつもそこには”音空間”、”音楽空間”があり
それは意識の領域を超えたところでも影響しているのです。

意識の領域の超えたところで”音空間”や”音楽空間”が我々に語りかけてくるもの。それは
ソウルであり、スピリットであり、マインドです。
そして、いつまでも我々の心の奥底にとどまるのです。

”音楽空間”それは人によってつくられるもの、
つくる人と聴く人の心と魂が出会う空間。

”音空間”それは自然の一部、
思いがけなくやってきて通り過ぎて行く。ある時は癒され、ある時は−−
それは人と自然のハ−モニ−ができる空間。

”音空間”と”音楽空間”ふだんは気にも止めないものですが、
時には再認識してみたらいかがでしょうか?