05年10月の稽古帳

10/28

本日の稽古は都合により中止となりました。次回は11月4日です。

 

10/21

反省会・・・芝居の出来は良かったんだけど、収支がね、赤字だったので、動員方法や宣伝方法についての反省点や、これからの活動について。他に、12月に内々の文化祭があり、それに参加要請が来ているので、どうするか等。

 

10/15

午前中は仕込み。午後一で場当たり、ゲネ、本番・・・大きなトラブルもなく、タイムテーブル通りに進み、無事打ち上げました。

実はチケットの売れ行きが芳しくなく、それが気掛かりでしたが、蓋を開けると予想以上のお客さまが来て下さって、ホッとしました。

全く芝居をしたことのない初舞台組が、ここまで頑張ってくれるとは、正直思っていませんでした。特にラスト2週間の成長振りは内心「オッ!!」と思わされる瞬間もあり、そういう瞬間を目撃できたことはとても嬉しいことでした。

もちろん初舞台じゃない人も、すごく成長しましたよ。発声、台詞廻し、姿勢、歩き方、動き方・・・役を作る大変さと楽しさを味わったと思います。

それから裏方の頑張りも誉めてあげたい。心意気やチャレンジ、凄く成長したと思います。今はわからなくても、きっと「あ、あの時、頑張って良かったな」と思うはず。

なんだかね、私、とっても幸せな気持ちで、打ち上げ会場でマッタリしてしまいました。こんな気分で打ち上げするのは初めてかもしれない。嬉しかったよ。みんな、ありがとうね。

 

10/14

仕込み。舞台を作って、照明を吊って…いよいよ明日が本番です。

 

10/13

最後の通し稽古。昨日の発見は錯覚じゃなかった。今日の通し稽古はとっても生き生きして、細かい問題はあるものの、そんなこと吹っ飛ばしちゃうくらい良い仕上がり。笑顔でダメ出ししました。

明日は仕込みで稽古は出来ません。各自もう一度台本をゆっくり読んで、イメージや台詞の確認を。

 

10/12

通し稽古。今までなかった事が起こった。相手が台詞を間違えても、自分が台詞を間違えても、ちゃんと受けたり、修正したりできるようになっている。ちょっと前のように止まってしまったり、間違えたという顔をしたりという事が無くなった。瞬時に演じている役に相応しい台詞を言ったりリアクションをしている。「役を生きる」という事がわかってきたんだろうなぁ。こういう事はある日突然降ってくるんだよね。自覚してないかもしれないけど、私は目撃したよ、その瞬間を。ちょっと感動した。

一関ケーブルネットワーク(一関テレビ)の取材。

 

10/11

昨日の稽古でバランスの悪かったところを抜き稽古。かなり大幅に動きを直したところもあったが、確実にレベルアップしたと思う。

 

10/10

芝居の流れは良くなってきたし、キャスト各々の芝居もずいぶんこなれてきたのだけれど、問題は空間把握。狭い稽古場が多かった事もあり、舞台空間のどのあたりに自分がいるのかと言う事を自覚していないらしい。

役者としての大事な感覚、自分の空間を作ると言う感覚を身に付けてもらう訓練を始めた。これをやらないと舞台が隙間だらけになってしまう。

というわけで、舞台上の立ち位置と細かな動きをチェックしつつ、通し稽古。

 

10/9

昼だけOKの者、夜だけOKの者、と言った感じでキャスト全員は揃わないけれど、いるつもりで(台詞だけを影から出す方式)で通し稽古を2回。各々の通し稽古の後、キャストの揃っている場面のダメ直し&まとまりの出てきた場面のグレードアップ。

無駄な力が抜けて、自然な感じになってきている。

 

10/8

キャストのスケジュールが合わず、せっかくの土曜日なのに稽古が出来ない状態。舞台に使う「吊り物」を少人数でジミ〜に作り、残りの時間で各々の役で歩いたり遊んだりというトレーニング(?)した。

いよいよ、残すところ1週間・・・

 

10/7

昨日の現場稽古で気になったシーンの確認。昨日の経験で気が引き締まったのか、今までよりピリっとした感じの雰囲気だった。

日々新聞の取材。

 

10/6

最初で最後の現場稽古。仕込み前に中ホールを借りられるのは今日だけなので、事前に「無駄にしないように」と言っておいたにもかかわらず、自覚が足りなくて、無駄に過ごした人が1名。

でも、その子に集中乱されて、私自身が質の低い時間を過ごしてしまった。自分の未熟さを反省。

舞台機構の確認や、照明の可能性等を確認した後、軽く通し稽古した。素舞台での稽古だったがキャストの位置関係や、空間の使い方、声の届き方等、各自確認する事が出来たので、特に初舞台組には良い経験になったと思う。

 

10/5

昨日の続き。音響も準備が出来てきたようなので、効果音やBGMのタイミングを確認しながら通し稽古。毎度の事ながら、音が入ると生き生きしてくるのは、この劇団の長所なのか、短所なのか? ま、どっちでもいいか。

 

10/4

再度、部分チェック。昨日の通しである程度のレベルをクリアしたようなので、今まであまり要求しなかったワンランク上の芝居を要求し、シーンごとに強化した。これもクリアして、舞台上のコミニュケーションがもっとスムーズになるようにしたい。

ちょっとハードル高かったかなぁ。戸惑っている様子。ま、明日もこのラインで稽古しよう。

 

10/3

昨日の直しを踏まえて、通し稽古。なかなか順調な仕上がり。

私が要求した以上の芝居をしているシーンが2、3有り、驚くと共にすごく嬉しかった。それと、この頃少しづつではあるけれど、とても楽しいそうに見える時が有る。きっと、そういう時がキャストとして呼吸をしている瞬間なんだと思う。「いいぞ、その調子!」と心の中でエールを送った(多分、今誉められても、何を誉められたか分からないだろうから、言葉にはしないでおいた)。

 

10/2

昨日チェックしたところを1つずつ手直し。特にジェスチャーの所、タイミングが悪かったり、動作が小さかったり、不的確だったりしたので、再構築に近いくらい徹底的に稽古した。かなり説得力が出てきた感じ。

なにより、キャストが真剣に取り組んでくれるのが有り難い。

 

10/1

通し稽古。初めて通した割には良く流れが出来ている。時間的にもいい感じ。部分的には未熟なところも有るけれど、まずは合格点。

明日は部分直しをします。

 


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