05年6月の稽古帳

6/28

気持ちのボールを作って投げたり受けたりするトレーニングを少し。

6月最後の稽古なので、上演用台本を決める段取りだったんだけど、団員の半分しか集まらなかった。次回に持ち越そうかとも思ったが、話し合った結果、一応決定を出す事にして、これまでの候補作7本を比較検討。最後まで残った2本のうち、どちらにするかかなり迷ったが一応決定。次回から配役決めのための読み合わせに入ります。

 

6/24

動きながら、重みのある声を出すトレーニング&ポーズによって声が変わる事を確認するトレーニングをすこし。

ちょっとシニックな作品の後半部分とSFっぽい作品を1本読む。

 

6/21

声を「目標」に届けるトレーニングを少し。

候補作を読む。ファンタジックな作品1本と、ちょっとシニックな作品を半分まで読んだ。

 

6/17

公演後、初の集合日。報告(制作、会計等)と反省と今後の予定。

来週から週2回(火・金)の稽古。次回公演用の候補台本を持寄る事。

 

6/12

打ち上げました! 今日のお客さまの中に小学生がいて、その子が声を出して笑ってくれたのをきっかけに、大人のお客さまも笑って下さるようになり、会場の雰囲気が一気に和み、役者の演技も軽やかになって、稽古&本番を通して一番雰囲気のいい芝居になりました。

本当は役者が客席の雰囲気を盛り上げていかなくてはならないのに、客席に助けられて盛り上げられるっていうのも、情けない事ではあるけれど、これもライブのいいところという事で、役者にもいい経験になったのではないかと思う。ただ、自分の力だと勘違いして、所謂「千秋楽芝居」に走ったのでは?と思わせられる場面もあったので、早く勘違いに気がついてくれれば良いなぁと願わずにはいられません。

旗揚げから5年間、劇団公演の「裏」を支えてくれていた舞台監督と制作が、各々希望の職への再就職と結婚とで一関を離れ(団員として在籍してはいるものの、事実上)活動できなくなった後の初めての公演だった今回、予想はしていたものの様々な不都合があり、時間的にも精神的にも大変な公演だった。

それでもなんとか無事2回の公演を終え、ばらし、打ち上げも滞りなく済んだ。何はともあれホッと一息・・・でも、すぐに次回公演の準備にかからなくては。会場の都合で次回は10月と言う事になっているのだから。ちょっとの間休んで疲れをとったら、また12回公演に向けてヨ〜イ、ドン!です。

ご来場くださいました皆様、ありがとうございます。これからも劇団one!をよろしくお願いします。

 

6/11

朝から仕込み、場当たり、ゲネ、本番。場当たりで、照明での思ったような効果が得られず、芝居を変えざるを得なかったため、予定時間を大幅にオーバー。ゲネ開始が遅れたので、本番までの猶予時間が短くなってしまったが、キャスト、スタッフとも疲労の色を見せる事なく、初日を終了。用意した椅子が足りなくなり、補助椅子を10台以上出した。正直、こんな天候不良の中、これほどのお客さまにいらしていただけるとは・・・感謝!、感謝!です。ありがとうございます。

欲を言えば、まだまだ不足な所はあるものの、やれるだけの事はやったといっても差し支えないと思う。お疲れ様でした。明日は千秋楽(2回目だけど)、バラシ、そして楽しい打ち上げです。楽しい打ち上げができるように、明日も気を引き締めて、頑張って&楽しみましょう!

 

6/10

最後の稽古。稽古直前に代表・浅井に「めでたいこと」があり、稽古開始が遅れ、団員が祝福ムードで浮き足立ち、バタバタしたが、マ、締める所は締めて、稽古終了。

明日の搬入手順等を確認して散会。いよいよ明日が本番!紆余曲折色々ありましたが、なんとかここまで辿り着きました。明日は集中力を高めて、パワー全開で楽しみましょう。

 

6/9

昨日とは違うキャストが一人欠席のため、今日も直しの抜き稽古。やる度に違う芝居をするので、なかなか安定しない。これが無自覚だから直し様がない。何度も繰返させるしかないのだろうけど、そんな時間は何処にもない。予定の直しを全てこなす前に時間切れ。とにかく1つずつ「決め」を出し、明日までに確認しておくように指示。

明日が最後の稽古です。1回しか通せません。集中してのぞんで下さい。

★一関ケーブルテレビ様、取材。このタイミングで取材と言う事は、オンエアは明日の「なの花本舗」しかないよなぁ。ってことは、ほぼ「取って出し」だね。担当の方が変わったので、今までとは違う流れで、ちょっと戸惑う。舞台収録は初日の予定とのこと。

 

6/8

キャストが一人欠席のため、直しの抜き稽古。キャストから積極的にいろいろ提案が出る。欲を言えば、もっと早くそうなって欲しかったけど、贅沢は言うまい。集中しているなかにも和やかな雰囲気のある稽古になった。

 

6/7

通し稽古。昨日より芝居が薄っぺらになっている。なんだろう、この噛み合わなさ。

今さら感はあるが希望するキャストに心に嵌める「絵」を渡した。が、一番問題あるキャストが受取りを拒否・・・え?もしかして、自分の演技はそれで十分良いと思っているって事?参ったなぁ。

明日明後日は稽古に来れないキャストがいるので、抜き稽古になるのだけれど、これで引き締める事ができるだろうか…この2日間が勝負の分かれ目かも。

 

6/6

通し稽古。テンション低い。のんべんだらりとした芝居になっている。こんな芝居じゃ、観に来て下さるお客さまに申し訳ない。ダメ出しの時、喝を入れた。

 

6/5

日曜日。昼&夜の連続稽古なので、昼に直しをかけて、夜はできるだけ通そうと言う目論見…だったけど、何せ「日替わり定食芝居」。決めを出したにもかかわらず、通してみるとまたしても違う芝居になっている。直しに時間をかけた意味ないじゃん。

今回のキャストはトレーニングに参加する気がないようだったので、希望しているスタッフにのみトレーニングをしていたのだけれど、無理強いしてもキャストにトレーニングをしておくべきだったかも。集中力がないし、役の持っている空間的拡がりが狭い。

 

6/4

やっと通し稽古にこぎつけた。が、問題山積。予定よりまだ10分程長いし、台詞の噛み合っていない所や芝居のぎこちない所がた〜〜〜っっくさんある。出来としてはまだ5合目・・・ってところかなぁ。残りあと6日。頂上まで行ける? いや、行かなくちゃ!! 垂直壁登りかも。

一番気になるのは、ここに来てやる度違う芝居をするキャストがいる事だ。色々トライするのはいい事だけど、それは立ち稽古のウチに済ませておいて欲しい。通し稽古になって、固めていこうとしている時にそれはないだろう。案の定、空回りしている。明日はまずその辺から直しにかかる事になるのかなぁ。

★かほく『コミュー!』様、取材(地域で活動している団体の紹介記事とのこと。掲載は今回の公演には間に合わないそうですが、今後のおつき合いを期待しております←これを下心という?エヘヘ)

 

6/2

今日こそはと思ったのだけれど、昨日と何も変わっていない。あと1週間だと言うのにまだ1度もまともに通しが出来ていない。それどころか台詞が…

このまま続けても良い結果は望めそうもない。明日はキャストが揃わないし、疲労が溜まっているせいかもしれないので、思い切って稽古を休みにした。この休みを利用して、気分を変え、集中力を高めて週末の稽古からラストスパート!ってことに。

 

6/1

後半の通しをしようと思っていたのだけれど、台詞がボロボロでとても通せる状態じゃなかった。オイ!オイ!まじ?

どうなってるんだろう、今までこんな事はなかった。これまでと同じように稽古をしてきたつもりだったんだけど、何がいけなかったんだろう。かなりヤバい。

ともかく台詞と動きの確認をするように指示。

★プログラム出来上がり

 


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