かる〜く飛び跳ねながら、体をほぐし、合図でポーズ(ウ〜ンとね「だるまさんがころんだ」の要領ですね(^_^))。そのポーズから喚起される感情(笑い、泣き、怒り…等)を表出させる。例えば「笑い」でも、そのポーズによって違う種類の「笑い」になる(…はずなんだけど(^_^;)) ここ数回、エチュードの前にやっているトレーニングは、こんな感じ。人によって表出させるのが苦手な感情がある(例えば「笑い」はスッと出てくるけど「泣き」は出せないとか)。ふつうに生活していると、そういうことは意識していないのが当たり前。トレーニングで、自分の「得意」と「不得意」を自覚するのも大切なこと。 ただ「ポーズ」と「自分の気持ち」を連動できない(しようとしない)人もいる。そういう人は、どんなポーズで止まろうが関係なく、無理に絞り出した感情を表出してくる。それは「うそ」っぽいし、心を合わせることができない(=人に伝えられない)。 私見だけれど、一番「うそ」がばれやすいのは「笑い」だと思う。演者が心から(&体ごと)笑っていないと、その笑いは「うそっぽいのも」としてしか認識してもらえない。なので、今は「笑い」だけに集中してトレーニングをしている。 演技者は自分の「うそ」に敏感になっていなくちゃいけないというのが私の考え方。自分が「役」として「うそ」をついていないか、自分で検証できなければ「うそのない芝居」はできない…そう考えてます。 |