04年6月の稽古帳

6/30

なんだか話が進まなくなってしまった。暑さのせいかなぁ・・・もう7月だぞ。もう一度、気を引き締めて行きましょう!

 

6/25

申請書、なんとか提出できそうです。それから、劇団員募集活動を積極的に展開しようと決めました。

 

6/23

ストーリーのプレゼン大会! みんないろいろ考えてきた。プレゼンに不馴れでぎこちないところもあったけれど、自分の考えたストーリーやキャラクター、事件&トピックスを、聞き手にわかってもらおうとしている積極的な姿勢がうれしかった(これって親の心境?(^_^;))

一つのベースが見えてきたので、次からは話の流れに沿ったエチュードをしていくことになる・・・でしょう(たぶん)。

あ、今度の稽古日(25日)はホールの使用許可申請書の記載事項について話し合います。装置、照明、音響等、概算見積もりを出しますので、お金のかかるアイデアをインキュベートしている人は、早めに白状するように(^O^)

 

6/16

今日は宿題を持ち寄って話し合い。先週提示された宿題は「どういうストーリー展開&ラストにしたいか」だった。

4月のアイデア発表から約2カ月。エチュードをくり返し、それぞれの中に生まれてきたストーリー&事件がアイデアを膨らませた・・・はず。

各人各様のアイデアが出たが、その中から2つに絞って、それぞれがプロットor箱書きを作る事になった。次回は1週間後。何処まで膨らむかなぁ・・・私もがんばろうっと。

 

6/11

エチュードの中で、複数の選択肢を考え、事件を提起したり、方向転換を提起したりする事ができる人が出てきた一方、自分の居場所を見つける事もできないでいる人もいる。この差は何処にあるんだろう。

全員が一斉に同じレベルに辿り着けないのは自明の理だけれど、回を重ねる程その差がひらいていくように感じる。ドロップアウトさせないためには、どうしたらいいのだろう。

 

6/9

ポーズと感情の連動トレーニングを少し発展させて、ポーズから感情を想起させるトレーニングをしてみた。任意のポーズに触発される感情を探る、そして表出させる。体全体で感じる感情でも良いし、体の一部に強く感じる感情を拡大させていっても良いのだが、まだ体に対する意識の集中が浅いし、日常生活で意識したことのないこのような作業に対する戸惑いもあるようで、手応えを感じている人は少なかったようだ。小さな事でも、何か一つでも発見してくれれば、次に繋がるはずだから、それぞれの感性に期待しよう。

エチュードは、とても後味の悪いものになってしまった。

最低限の設定だけを決めてスタートするエチュードでは、自分以外の人がどのように出るかわからない。それだから自分の気持ちだけでなく、人の発言&行動にもアンテナを出していなくては成立しない。そういうルールを無視する参加者がいた場合、どのように対応し、気付かせ、修正するか…これはトレーナーとしての私の課題。

あ〜あ、まだまだだなぁ、日々精進だ。負けないぞ!

 

6/4

ポーズと感情の連動トレーニング、これまでは「笑い」だけをやっていたので、勘の良い(ずるい?)やつは、ポージングの時(無意識なのか意識的なのかは判らないけれど)笑いを誘発しやすいポーズになっている。

なので、今日は予告無しに「泣き」と「怒り」を指示してみた。私って意地悪?

エチュードは広がりが出てきた。エチュードって言う物に慣れてきた、っていうのもあるのかも知れない。あとは、発想を豊かにするために、各人が何をしていくかだよね。これって一朝一夕にできることじゃないし、手伝えることでもない。さぁみんな、どうする?

 

6/2

かる〜く飛び跳ねながら、体をほぐし、合図でポーズ(ウ〜ンとね「だるまさんがころんだ」の要領ですね(^_^))。そのポーズから喚起される感情(笑い、泣き、怒り…等)を表出させる。例えば「笑い」でも、そのポーズによって違う種類の「笑い」になる(…はずなんだけど(^_^;))

ここ数回、エチュードの前にやっているトレーニングは、こんな感じ。人によって表出させるのが苦手な感情がある(例えば「笑い」はスッと出てくるけど「泣き」は出せないとか)。ふつうに生活していると、そういうことは意識していないのが当たり前。トレーニングで、自分の「得意」と「不得意」を自覚するのも大切なこと。

ただ「ポーズ」と「自分の気持ち」を連動できない(しようとしない)人もいる。そういう人は、どんなポーズで止まろうが関係なく、無理に絞り出した感情を表出してくる。それは「うそ」っぽいし、心を合わせることができない(=人に伝えられない)。

私見だけれど、一番「うそ」がばれやすいのは「笑い」だと思う。演者が心から(&体ごと)笑っていないと、その笑いは「うそっぽいのも」としてしか認識してもらえない。なので、今は「笑い」だけに集中してトレーニングをしている。

演技者は自分の「うそ」に敏感になっていなくちゃいけないというのが私の考え方。自分が「役」として「うそ」をついていないか、自分で検証できなければ「うそのない芝居」はできない…そう考えてます。

 


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