04年3月の稽古帳

3/31

昨日特訓し損ねたキャストの特訓。延長覚悟で始めたら、思いのほか調子が良かったので、延長は中止。そのテンションを崩さないで明日の最終通し稽古に持ち込んで欲しい。

 

3/30

今日特訓しようと思っていたキャストから「残業のため欠席」と連絡が入った(>ε<) 他の2人の納得のいかなかったシーンを各々1ケ所直したら時間切れ・・・( ‐。‐)=3

 

3/29

( ‐。‐)=3 悲観的な予想が当りました。お小言とおばさんになりました(>ε<)

 

3/28

稽古の始めの1時間程をトレーニングに当てた。キャスト各々に、今不足している感情を想起させる課題を与え、イメージカラーを持たせた。「役に集中」と言っても具体性がないようなので、「色」にその役割を投影させる作戦。

その後、夕飯をはさんで、4回通し稽古をした。1回ごとに良くなっていって、4回目の通しはなかなかの完成度だった。このままいってくれれば嬉しいのだれど...これまでの経過を考えると、そうは問屋がおろしてくれないんだろうなぁ。この悲観的な予想がはずれますように・・・

 

3/27

未完成のシーンがたくさんあるけれど、見切り発車的に通し稽古に戻る。全体の流れを掴んで、キャラクターを構築し直して欲しいと言う狙いもある。吉と出るか、凶と出るか。

細かいダメはたくさんあるものの、流れの中で「役」を見ると言う点では、そう悪くない芝居だった。明日のトレーニングで、どこまで修正出来るか、補強出来るか・・・私の気力を充実させて取り組まなければいけないな。ファイト〜!自分!!。

 

3/26

クラシックの楽器を弾く人が、悪いクセを身に付けると、それを直すのに身に付けた時間の3倍の時間がかかると言うのを聞いたことがある。直している間はとても苦しいだろうと想像は出来る。苦しんで正しいテクニックを身に付ければ、格段の進歩があるのだろうけれど・・・

人の心は弱いものだから、苦しくなると「自分の楽な方」へ逃げたくなるんだよね、きっと。「つもり芝居」や「パターン芝居」を止めて、「嘘のない芝居」を身に付けてもらおうと、厳しく&性急に要求し過ぎたのかもしれない。逃避傾向が見られる。

褒めながら要求を通す方向に変えていかなければならないか・・・

 

3/25

岩手日日新聞の取材日。前回の取材日は芝居がボロボロになったので、用心していたが、今回は無事クリア・・・というか、この期に及んでボロボロになる程も作り込めていないって事かも(>ε<)・・・どうする?って、やるしかないだろう。

今週中に大手術するしかないな。自分の体調が思わしくないので、それが不安の種だけれど、そんなこと言っていられないって感じだ。気合い入れろ!自分!

 

3/24

まだ戻ってこない。こうなったら根比べか・・・今から? 間に合うのか・・・

 

3/23

戻ってこない(;_;) 泥沼か? かなりまずい。

 

3/22

昨日の「通し」を見て、「芝居をしているつもり」と「役を生きる」の違いがわかってきたみたいだナァと思ったのだけれど・・・抜き稽古をしたら「つもり」芝居に戻っていた。なんで?

取りあえず、今日「抜き稽古」した分を明日もう一度やってみよう。「3歩進んで2歩戻る」じゃなくって、5歩くらい戻ったみたい(`△´) しかも横っちょの細道戻ったみたい。迷子になるぞ〜〜〜ォ! 早く戻って来〜い!

まずいぞ、凹みそうだ・・・・・・・・・・

 

3/21

ようやく通し稽古に辿り着いた。細かい直しは山ほどあるけれど、全体としての流れは「イイ感じに」になったみたい。さぁ、ここで気を抜かずに、磨きをかけるぞ!

 

3/20

稽古の前に、不足している道具類の買い出しと、大道具の色塗り。これで、舞台の姿がかなりハッキリしてきた。「あとは芝居だなぁ」とプレッシャーをかける・・・私って意地悪?

 

3/19

稽古の前に軽く集中トレーニングを導入してみた。なかなかいいかも。時間にすると10分位だけど、稽古中の集中力がアップしているみたい。このくらいの時間なら、本番の前にやってもいいし、ねぇ。これを定番化していこうかなぁ。

 

3/18

フ〜ゥ、少し光が見えてきた。まだまだだけど、薮から出てきそうな気配が見える。もう少しだね。がんばれキャスト!& 凹むな自分!

 

3/17

毎回恒例、地元ケーブルテレビの取材日。

あ〜あ、よりによってこんなに深い薮の中にいる時に・・・。これが、刺激になって薮から出てきてくれないかなぁ・・・なんて、他力本願な考えが頭をよぎる・・・これって、弱気か? まずいなぁ、私、弱気になっているのかも。イカン! 強気キープだ! 薮から引きずる出してやるぞ! 

 

3/16

まだ薮から抜け出てこない。薮が深くなっている?かも。

 

3/15

アリィ? またもや、変な気配が・・・。昨日、良くなったシーンがボロボロだ・・・。「3歩進んで2歩戻る」かな? しかも、来た道、戻るんじゃなくって、薮の中に入って、迷子になっているみたいだ。

凹むなぁ。こんなに何度も堂々巡りに陥るのは、私の進め方が悪いからなんじゃなかろうか?( ‐。‐)=3

 

3/14

だいぶ芝居が見えてきた。始めのころは「どうなっちまうんだろう、この芝居」と、何度か不安になったけど、この調子であと3週間、作り込んでいけば、来て下さるお客様に恥ずかしくない物がお観せ出来ると思う。気を抜かずに行くぞ! オー!

 

3/12

今日も早出トレーニング。トレーニングをした後の稽古は、いい演技が出てくる。ただ、今回の役者は同じ演技を再現する事が難しいようだ。折角いい演技が出来ているのに、それを繰り返すことが出来ないのは、コントロール力が不足していて、無自覚に演技しているからなのだろう。

役に集中し、且つ、コントロールする・・・矛盾していると思われるかもしれないが、どちらか1つだけでは芝居は成り立たない。そういう2重構造をこなさなくてはいけないのが「役者」なのだ。

業務連絡:明日は稽古のない日なので「大道具の確認」をします。

 

3/11 ・・・・・・・(~_~;) 

嫌な予感適中('〇';)グェッ 

1つ巧くいくと、つい「スケベ心」が出てしまうらしい。「良く見せよう」とか「もっと褒められたい」とか「これでどうだ」とか・・・役ではなくって、役者の思いが顔を出す。その結果、わざとらしい動きになったり、芝居がかった物言いになったり、セリフと動きがチグハグになったり・・・

人の心は弱いものだから、他人の評価が気になるのはしかたがないことだけれど、それは演技を終えてからにして欲しいものだ。演じている時は役に集中して欲しい。

 

3/10

(>ε<) 昨日の期待は、脆くも崩れてしまった(~_~;) 何だか、変な「気」が漂ってきた。嫌な予感...

 

3/9

稽古が「楽しく」なってきた。うん、いいねェ(^O^) この調子で進みたいものだ。

 

3/8
3/7

昼4時間&夜3時間の稽古。これだけ時間があると、じっくり取り組めていいナァ。平日は1時間半しか稽古時間がないので「マジ」になっているとアッというまに時間が終わってしまう。せめて2時間(欲を言えば3時間)は欲しいよねェ、毎日・・・と思うのは、私だけ?

 

3/5

夕方、メール(you got a meilじゃないよ(^O^))で「個人トレーニング希望」が届いた。早速早出稽古。解放トレーニングをしながら少し立ち入った話をした。いつもなら、なかなか心を開かない人物なのに、ある瞬間、スッと心を開いてきたのがわかった。それ以降、無駄な緊張が無くなり、身体も柔らかく、声も優しくなった。トレーニングを終了させると、顔が明るくなっていて「スッキリした」と一言。

キャストが集ったところで、シーンの稽古を始めると、格段に良くなっていた。これほど変化するなんて...やっぱり人の心って不思議。

劇団待望のミキサー(音響用4チャンネル)が届いた。みんな(よくわからない私も含めて)ウキウキしている。操作ボタン(?)がたくさんあって・・・すごい!(何がスゴイかは、よくわかっていない...(^◇^;))音響さん、いい音、よろしくネ!(^_-)<☆

 

3/2

3/4

毎日稽古してるのに、堂々回りで進まない(`△´) 

1日稽古して、どうにか、あるレベルまでたどり着いて、「じゃ、それを忘れないようにネ」と散会するのに、次の日また以前のレベル(あるいはそれ以下)に戻っている。何故だ!

毎日『お小言おばさん』になっている自分が嫌い→とても消耗する→虚しい気分で帰宅する→自己嫌悪・・・あ〜、悪循環に陥ってるかも。

 

3/1

3月になっちゃったねぇ・・・あと1ヶ月だ。集中して稽古しようぜ!あ、言わずもがなだけどさ、風邪ひいたり、怪我したりしないで欲しい。そこんとこ、よろしく。

 


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