[ぽ]-09
 <Sabject:いちのせき弁講座から(4)>
 

久しぶりに『ぽ』を更新します。何だか落ち着かなくって更新さぼってました、ごめんなさい(って、誰に謝ってるんだ、私は?)

今回は「おだづ」をいきますよ〜。「おだづ」は「ふざける」とか「調子に乗り過ぎる」っていうこと。実際に使われるのは「おだづな!」って怒られるとか、「さっぱり、おだってばりいで、困ったもんだ」と苦笑まじりで言われたり、そんな感じ。

もとの言葉は「煽つ(おだつ)」。誉めて煽(あお)り立てるって言う意味の言葉です。現代語にも「煽てる」って言う言葉があるよね。ただ、方言の「おだつ」は煽り立てられた結果「羽目外しちゃった」というニュアンスがありますよねぇ。

変わった使い方では、お客さんに御飯のお代りを促す時に「おだだいや」と言いながら手を出します。『遠慮しないで、羽目外して召し上がって下さい』っていう感じでしょうか。

他には、ちょっと思いきった事にチャレンジする時に「んで、おだってみっぺが」なんて、照れ隠しに言ったりします。

小中の頃って、大抵、クラスに一人くらいはひょうきん者がいて、授業中に先生から「おだづな!」って拳骨もらう、そんなシーンを目撃してるんじゃない? え?目撃してない、経験してる?・・・なんだ、おだってた本人なのね(^◇^;)

そんな思い出があるせいか、ぽーにゃん@は、この「おだづ」っていう言葉がお気に入りだったりします。無理にランキングをつけると「いづい」の次くらいに好きな方言です。少しおだってるくらいの方が人生も楽しいしね(^_-)<☆

 


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