[ぽ]-04
 <Sabject:「雨にも負けず」方言版>
 

教育テレビの「にほんごであそぼ」のなかに、宮沢賢治の「雨にも負けず」を各々の土地の方言で話してみると言うコーナーがある。早速、ぽーにゃん@も方言訳に挑戦!

         『雨にも負けず』(一関弁)

        雨さもまげね
        風さもまげね
        雪ッコさも 夏のあづさにもまげね
        頑丈な身体ぁ持ぢ
        欲ったかりしねで
        ぜって ごしぇやがず
        いっつも おどなしぐ笑っている
        いちんちに玄米四合と
        味噌ッコど ちっとの野菜ッコォ食い
        どったな事でも われぇ勘定さ入れねで
        よっぐ見だり聞いだりして得心し
        そんで わしぇね
        野っぱらの松林の陰ッコの
        ちっこい茅葺ぎの小屋ッコさ いで
        東さ ぐえわりわらすッコいだら
        行ってみでけで
        西さ がおったおっかぁいだら
        行ってその稲束ァ担いですけ
        南さ きしゃまりそうな人いだら
        行っておっかなぐねぇぞど しゃべり
        北さ ケンカだのもめごどだのあったらば
        つまんねぇがら止めらいってしゃべり
        日照りンどぎゃ涙ッコ流し
        さめぇ夏にゃオロオロ歩いで
        よの人にきゃねぇ奴だどよめっこどされ
        褒められもしねで
        苦ーにもされね
        そんたなもんに おれはなりでぇ

いかがでしょう? 文字で表現するのは微妙で、難しいもんだと再確認。

 


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