「………やっと着いたぁ………」
「こんなにかかるとは思わなかったよぅ……」
「ちゃんと、距離とか聞いてればよかったですねぇ」
「大丈夫?、リンファ」
「疲れたデス〜」
「でも、これでこんな島ともおさらばだ
さあ、行こう」
ほこらの中にて
「あれ?「旅の扉」なんてどこにもないぞ おかしいなぁ」
ガセネタだったのかも………
悪い予感が頭をよぎる
「お若いの……「旅の扉」は封印されてしまったのだ」
いきなり暗闇から老人の声がした
「きゃあああ!!」
「!!」
身構える俺とリンファ、驚くスコット、驚いて泣き出したメアリ、
「これこれ、わしは敵ではないわ」
「そんな心臓に悪い登場をする奴が敵以外にいるか
だいたいそこは、さっき調べた場所だぞ」
イブンの問いを無視して話を始める老人
「まあ、聞きなされ
ここには確かに旅の扉というものがあった
しかし、今は封印されてしまったのじゃ」
「なぜ封印されたの?」
「昔はのぅ、ここアリアハンは、世界を支配しておったのじゃ
しかしの、いろいろな戦争があってな、災いのもとになる旅の扉を封印する事にしたのじゃ」
(早い話が、戦争に負けて、世界の大半を失ったんだろ……)
「それは何年前の事です?」
「そうさのぅ……30年も前の話になるかのぅ………」
「親父はここを使わずに、どうやって外の世界に行ったんだ?」
「なに?親父とな?」
「オルテガの名を聞いた事がないか?」
「おお、そなたがオルテガの息子か
なるほどなるほど」
「そんな事はどうでもいい
親父はどうやって外の世界に行ったんだよ?」
「オルテガは「魔法のはっぱ」を使い、ここの封印を解いたのじゃ」
「葉っぱで封印って解けるノ?」
「さあ…………?」
「で、その葉っぱとやらはどこにあるんだ?」
「レーベの村に、それを研究している老人がいるはずじゃ」
………また引き返すのか………
全員、どっと疲れた顔をした
「しゃあない、今日はここに泊まろう」
「今日は天井があるだけマシですね」
「お風呂に入りたいデス………」
「わたしも〜」