6.「約束」

ただ眺めてた 静かにその姿変えてく白銀の雲を
張り詰めたこの思いすらまだ 身をまかせてる

雨は私を責めるように ヒビ割れた心 染み込んでいく
今も相変わらず私は その痛みこらえたまま
遠い空見上げてる

矛盾と欲望を強い西日が照らし出す
気付いていた心 そっと受け入れた

とき放った淡い記憶 深い願い
まだ見たことの無い場面に向かって
私の背中をまだ後押しする
なくしてもいい思い ただ忘れない
これからもずっと抱きしめているから
あきれるほどに

長い森の中 手さぐりで暗い黒をかき分けて進む
何事も無く疲れ果て 立ち止まる うずくまる
ため息すら空を切る
気付かなかった 見上げれば雲に隠れた月が
はじめから私を照らしてついて来てた
かすかな光

差し伸べた 曖昧でいい弱くてもいい この両手でつかみたいから
もう二度と目をそらさない たとえこの足が歩みを止めたとしても
いつか未来誓った自分との約束は
今も内ポケットの ずっとずっと奥底で
眠り続けている

理由も無く飛べる気がして立ち上がる
全身を覆っていたベール 今 脱ぎ捨てる

そう きっと分かってる うなずいてる
色褪せたあの日々に涙がにじむ
さぁ ゆっくり顔を上げて
すり抜けてく今を全身で受け止めて
永遠にとどく・・・