4. 15才
5時限が終わり そうじの時間 いすと机を下げて
妙にハイテンション かけ足 いつものメンツがそろう
人の目を盗み ほうきは安全な武器に変わる
女子にバカにされては言い返し 自分勝手に笑ってる
たかが5分の驚異 一人じゃ抱えきれなくて
ほんの一瞬のひらめき やつら道連れにして ありあまった力全てをかけた
都合良く描かれた胡散臭いエピローグ目指して 一つになった
僕等の前にのびていた キラキラした景色は
気球が飛ぶみたい 見えない力のせいだよ
いつもの帰り道 変わらない白い雲 開放感
あの角曲がらずに 「勉強しよう」 まっすぐ君の家へ
さらさら浮かれ気分 声だっていつもより大きくなって
赤信号にさえ リアクションを求められる始末
たかが5分の驚異 口に出さずにはいられなくて
ほんの一瞬で部屋は氷点下 君を笑わせたかった
約束された明日の下校時間 少なくともそれは手錠ではなかった
お金も 後に先に考える頭も無かった
親からもらったこの体 捨て身のままで
「死にたい」 「死んでしまえ」 なんて軽く口走った
一寸先は光だった ステキな時間
「夢見ることを忘れないで」 人は言うけど
あなたに染み付いたあの頃 思い出してみて
夢の中にいる人はたいてい そこが夢の途中だということに
たぶんまったく気付いてない ヤツらまったく気付いてない
久々にスーツを脱いで 俺の部屋にやってきた
口ほどにもないな こいつ変わってない ヤツら全く変わってない
あいさつくらいしろよ やつら全く分かってない