5月の4時半は未だ薄暗い。 普段ならヨダレを垂らして眠ってる時間。 しかし我らがメンバー、ミキオ・アベ・ナオ・つよポン・カトウの5人は着慣れぬフローティングベストの窮屈さにもめげず、向浜公園に集合した。 そう、今日は船で沖堤に渡り、全員でシーバスをバホバホ爆釣するのだ!。 今回は取材で来ていた田澤氏と平山氏も同行となる。プロの釣りを見るいいチャンスである。 |
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5時すぎ、全員無事上陸(?)。さっそくメンバーは思い思いにルアーをセレクトし、キャストを始める。 私は沖堤のセオリーに従い、重めのバイブレーション(マールアミーゴ28g)を選び、岸壁に沿ってテクテク歩き出した。言わずと知れた「テクトロ」である。 見れば田澤さんもテクテク。なんとなく安心。 と、するどい引きこみにすかさずアワセ!慎重に上げてみればいい型のアイナメ。 ホッ。これでボーズだけは避けた・・・。 |
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とりあえず釣った魚を見せようと堤防を歩いてくると、みんなが集まって騒いでいるではないか! 「こりゃ、本命だな。」と直感し、デジカメを手に走った。 上げたのはアベさん。フッコクラスだが見事な銀色の魚体。正に海で上がったスズキらしい魚体だ。 ルアーは以前能代方面に遠征したときに買ったショアインプレスのバイブ40g。底を取ってからのリーリングでヒットとのこと。 |
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続いて平山さんにヒット!かなりいい感じの引きである。 上がったのは、これまたメタリックボディが眩しい幅広のフッコ。サイズを見間違うくらい体高がある。 「2匹いたんですよ。まだいますよ。」という平山さんの言葉にメンバーも俄然やる気になる。 |
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しかし3匹目はなかなか来ない。メンバーは次第にポイントを変えたり一休みしたり。 と、田澤さんにヒット!この間休みなくキャストを続け、ルアーをローテーションしていたのだ。 「小さいナー。」と言うものの、さすがプロ。結果はしっかり出してしまうところが凄い。 「飽きることなく、集中力を持続」 これは実にシンプルながら難しいことだ。 コイ釣りなら「一日一寸」といったところか? |
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だが、ここにそんな金言屁でもない人が居た。 疲れてさっきまで堤防にゴロ寝していたアベさん。 むっくり起き上ってキャストを始めたなと思ってたら、ナントナント、ヒット! ルアーはさっきと同じバイブレーション。本人曰く、「サビキの人が鯵上げてたので鯵っぽいのを使った。」 やっぱり釣る人はいろいろ見ているもんである。 そう言えばさっきの魚がアベさんにとって今期初シーバス。おめでとうございます! |
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どういうわけか、根魚だけが釣れる。しかも良型。 | それ当然。6号ナス形錘にリーダー1m+Fミノー。 |
約束の11時に30分ほど前に迎えの船がやってきた。シーバスのヒットは得れず、かなり心残りのまま南防沖提を後にする。 後で知ったのだが、渡船を利用する時は迎えの30分前には釣りを終了し、帰る準備を整えておくのがマナーなのだそうだ。 知らなかったとはいえ、船長さんスミマセンでした。 リベンジを約し、「サヨーナラー!」 |
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お疲れさまでした。左から平山さん、アベさん、田澤さん、ミキオさん、なおさん、つよポン。 メンバーのほとんどが沖提初体験だったので、釣果に恵まれなかった人も実に楽しそうでした。 次回こそバホバホだー! |