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若手蔵元「NEXT5」の挑戦 従来の酒超えたい
県内の若手蔵元5人でつくる「NEXT5(ネクストファイブ)」が2日開始した新たな日本酒造り。各蔵元の技術を持ち寄り、従来の日本酒のイメージを超えた新しい酒を目指している。NEXT5は、秋田醸造(秋田市)の小林忠彦社長、山本(八峰町)の山本友文常務、栗林酒造店(美郷町)の栗林直章専務、福禄寿酒造(五城目町)の渡邉康衛常務、新政酒造(秋田市)の佐藤祐輔専務で構成。酒造りは、メンバーがリレー形式で作業を分担する。 平成22年9月「北の盆」No101 掲載 ●●●● 失われた10年 「失われた10年」が20年へと長引く中、日本はいまだに長期デフレ経済から脱出することができない。そのデフレに追い打ちをかける円高、国家ビジョンも国家戦略も見えない政権与党内の権力闘争、長寿社会を素直に喜べない高齢者の孤独死などなど。日本全体がうつむき加減で、政治も経済も社会も明るさを見いだし得ないでいるように見える。 平成22年7月「北の盆」No100 掲載 ●●●● 秋田県内でも6月から 秋田県内でも6月から「子ども手当」の給付がスタートした。この手当にはまだ賛否両論がある。
今年は予定の金額の半分が給付されることになったが、もう半分は霧の中。気持ちはあっても現実(予算)
がついてこない状況のようだ…。そもそもこの手当はどんな趣旨で設けられたのか。
厚生労働省の説明を簡単にまとめると@先進国の中でも日本は最低の予算
A次代を担う子どもの育ちを社会全体で応援する
B少子化が進んでいるので安心して子どもを育てる環境づくりが課題
C子育てにはお金がかかる
D子育ては未来への投資 ― ということである。
いかにももっともらしい。しかし、よく考えてみれば子どもを安心して育てられる社会環境の最も重要な
点は「親の環境の安定」であり、親が手当をもらわなくても子どもを育てられるくらいの収入がある
事が大切ではないか。人がきちんと生きられない世の中のどこが安心した子育ての環境になるのか。
いま大変だから、目の前の大変さを少し緩和するために根本的な問題を解決しない代わりに手当とい
うドラッグを処方して、まずはそれで痛みを和らげ少しばかりの環境改善のようなものに予算をつけ
る。それを享受させながら結局抜本的改革はしない。それから目がさめれば別のつらい現実があり、
今度は別な手当が必要になる。「自分たちで何とかしてね」というこの方法を様々なもっともらしい
言葉で理屈付けしたのだ。厚労省の説明に反論すれば@予算は先進国の中で低いのは問題かもしれないが、
社会の仕組みが異なるのだから単純比較は出来ない。A、B少子化は子どもを産み育てる生活基盤が
できないから。C子育てにお金がかかるのは昔も今も変わらない。社会全体で応援するつもりなら抜本的
改革のグランドデザインを示すべきだ。お金を出すことが社会全体で応援することではなく、あくまで
も一部にすぎない。子どもを預けること一つにしても、場所を増やすことだけに終始しているがそれは
問題の一部であって、時間の問題、病児の問題、学童の問題、片親が会社を辞めずに時間調整できる職場
がどれくらいあるか、対処や設置エリアの地域格差ーなどいろいろある。社会構築にかかる予算と環境づ
くりを創意工夫するのは大変だが直接給付は簡単だ。また、実際に受給者が手当を子どものために使うに
は、お金を蓄えておける余裕が必要である。またはギリギリでも何とか暮らせる程度の環境や、困った時
に相談できる、助けてくれる人の手があるーなど最低限の環境が必要だがそれすらままならない人も
いる。本当に子育てに直接給付が必要なのか、いま一度考えてみることが必要ではないか。
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